テレビの視聴率調査はビデオリサーチが有名ですが、新しいスタイルでテレビの視聴率調査を行っているREVISIO㈱がコネクテッドTVの計測体制を拡張しており、その調査結果が興味深いのでご紹介します。
コネクテッドTVとはインターネット回線に接続されたテレビのことを指します。ネットフリックスやアマゾンプライムなどを視聴するなどで利用されています。
さて、今年の4月に、関東地区2000世帯がテレビで1日あたり何分を視聴しているかの調査結果が発表されています。
1位は日本テレビで58分、続いてテレビ朝日が44分、TBSが42分、フジテレビが41分、テレビ東京が15分と続きます。
一方、ネットメディアのテレビ視聴ではアマゾンプライムが14分、TVerが4分、ネットフリックスが3分、といった形で、まだまだパソコンやスマホで閲覧されているのが多い印象を受けます。
しかし、あるネットメディアが突出した数値を出しています。それがYouTubeです。何と53分で、日本テレビに次いで第2位となっています。
パソコンやスマホだけでなく、YouTubeをテレビで視聴する人が伸びており、2025年には1位が逆転するのではないかと注目されています。
確かに当社のYouTube「広島リフォームチャンネル」も実は半数以上がテレビで視聴されているというデータも出ています。ターゲットも55~64歳が中心となっています。こう考えると、YouTubeでの広告展開はリフォームと相性が良いとも言えそうです。
とはいえ、まだまだコネクテッドTVが全世帯に普及しているわけではありませんが、ビデオリサーチの調査では2022年で約57%まで普及しているとのことです。
2030年までには大方の家庭でコネクテッドTVになると思いますので、やはりYouTubeは意識しておくことが大切だと思われます。