若手スタッフを育成するには叱り方が大切⁉

2023.08.02

今回もリフォーム産業フェア「失敗を恐れる20代が8割!若手の主体性を高めるための環境づくりとは?」のセミナーの続きです。

若手スタッフを育成するにあたり、褒めることは良いのですが、叱ることは難しいと思います。

また、「叱る」と「怒る」を混同してしまっていることもあり、叱っているつもりが、単に怒っていただけということもあります。

そこで改めて、「叱る」と「怒る」を整理したいと思います。

  • 「叱る」・・・相手のためを思いアドバイスをしたり注意をしたりすること
  • 「怒る」・・・感情的に自分のイライラや怒りをぶつけること

相手中心か、自分中心かの違いと言え、「叱る」は相手中心と言えます。このように記すと違いの理解は出来ると思います。

しかし、若手がミスを繰り返すと、感情的になってはいけないと思いつつも、ついつい感情的になってしまい、「おい、いい加減にせえよ」と思い、怒ってしまうことがあるのではないでしょうか?

このようになるのは、若手がミスをするのは仕方がないと思っているので、ミスをしたとしても「我慢」しているからだと思います。

ミスをした際には、「叱る」ことが大切です。相手のためを思いアドバイスや注意をしていくのです。

そうはいっても、どう叱っていくのかという点が難しいと思います。ここでは、6つのポイントのみをご紹介させて頂きます。

  1. なぜ「叱る」のか?という前提を伝える。
  2. 具体的に伝えること。何が悪いのかを明確に伝える。
  3. 「あなたは・・・」という表現は避け、「私は・・・」という表現を使う。
  4. 行動に対して変化可能であることを伝える。
  5. アドバイスが伝わっているかの確認をする。
  6. 適切なタイミングで「叱る」こと

3の「あなたは・・・」という表現を避けるとありますが、これは相手が悪いという印象を与える表現になるので、「私は・・・」という表現を意識して使った方が良いとのことです。

自分の過去を振り返ってみると、「叱る」と言う点で、行動を指摘することはありましたが、6つのポイントを意識はしていなかったので、今回のセミナーは勉強になりました。

セミナーを担当した株式会社ソリューションは、「今いる社員で会社を変える」がコンセプトの会社です。個人的に考え方に共感ができます。

詳しくはこちらからご覧ください。


 

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