① 施工事例の撮影、1人でやっていませんか
たくさんの会社のホームページやチラシを見てきて、いつも「もったいないな」と感じることがあります。
それは、施工事例の写真です。せっかく素晴らしいリフォームが完成しているのに、写真になると、その魅力が半分も伝わっていない。原因の多くは、実は「1人で撮っていること」にあります。
今日は、写真の完成度がぐっと上がる、ちょっとした工夫の話です。
② せっかくの工事が、写真で「もったいない」ことになっている
よくあるのが、こういう写真です。
椅子が中途半端に引き出されたまま。物が置きっぱなしになっている。隅にゴミ箱が写り込んでいる。カーテンが整っていない。
一つひとつは小さなことです。でも、こうした細部が、写真全体の印象を大きく下げてしまいます。良い工事をしているのに、それが伝わらない。本当にもったいないのです。
写真の細部の乱れが、良い工事の魅力を半減させてしまいます。
③ 撮っている本人は、細部に気づけない
「そんなの、撮るときに気をつければいい」と思うかもしれません。でも、これがなかなか難しいのです。
撮影している本人は、画角や明るさ、構図に集中しています。頭の中は「どう撮るか」でいっぱいで、部屋の隅の物や、少しずれた椅子には、意外なほど気づけません。
これは、注意力の問題ではなく、一人で二つのことを同時にやろうとしているからです。撮ることと、整えること。この二つは、分けたほうがうまくいきます。
④ だから「撮る人」と「整える人」の2人で
おすすめは、シンプルです。撮影を2人体制にすること。
1人はカメラマンとして、画角や明るさに集中する。もう1人は助手として、物を動かす・室内を整える・違和感を探す役割を担う。
たったこれだけで、写真の完成度は驚くほど変わります。撮る人が構図に集中できて、整える人が細部を仕上げる。役割を分けるだけで、同じ現場でも仕上がりがまったく違ってくるのです。
「撮る人」と「整える人」に役割を分けるだけで、写真の完成度は大きく上がります。
⑤ スマホでも十分。2人で「伝わる写真」を残す
特別な機材は要りません。今はスマートフォンでも、十分にきれいな写真が撮れます。大事なのは、カメラの性能よりも、撮り方の工夫です。
施工事例は、次のお客様に自社の腕を伝える、大切な財産です。その財産を、細部の乱れで台無しにするのは、あまりにもったいない。
次に撮影するときは、ぜひ「撮る人」と「整える人」の2人でやってみてください。それだけで、施工事例の魅力は、ぐっと伝わるようになります。
施工事例は会社の財産。2人体制で、その魅力がきちんと伝わる写真を残しましょう。

この記事を書いた人
平原充明|株式会社エフツー 代表取締役
2010年創業。広島県を拠点にリフォーム会社・工務店専門のマーケティング支援を行う。リフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」の編集長として15年間・21冊を発行し、450件以上の施工事例を取材。事例の見せ方・情報発信を、現場の経験をもとに支援している。
📘 リフォーム集客のヒントが詰まった「リフォームまるわかり大辞典」
リフォーム会社の集客・営業に役立つ情報をまとめた「リフォームまるわかり大辞典」。何から手をつければよいか分からない方も、ぜひ一度ご覧ください。