文部科学省が定義する「住まい」とは?

2023.08.21

リフォームとは住まいの課題を解決するために行うものですが、「住まい」とは何だろうか?とふと疑問に思い、調べていたところ、文部科学省の資料にたどり着きました。

それは高校の家庭科の指導要綱ですが、住居(住まい)を3つの役割と5つの機能で説明していました。

3つの役割

  1. 身を守るシェルターとしての役割
  2. 家庭生活の場(育児,食事,団らん,もてなしなど)としての役割
  3. 個人発達の場としての役割

5つの基本的な機能

  1. 安全(災害・火災・事故に対する)
  2. 健康
  3. 快適さ
  4. プライバシーの保護
  5. コミュニケーションの確立

身を守るシェルターで、家庭生活を行う場で、そこで暮らす人(個人)が成長する場が「住まい」となると、改めてとても重要な役割を担っていると言えます。

また、住まいの機能は安全や健康、快適さについては理解していましたが、プライバシーの保護やコミュニケーションの確立という点は、なるほどと感じました。

建築に携わる方からすると、「住まい」を違う定義で考えている方もおられるかも知れませんが、高校の家庭科で教えられている点も含め、個人的には文部科学省の定義を参考にしたいと思います。

今回は高等学校家庭科指導資料を参考にしましたが、第5章住生活の設計と創造は興味深い内容と思いますので、共有させて頂きます。


 

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