この記事は「リフォーム戦略設計室」が、リフォーム会社・工務店の紙媒体とWebの連携設計を支援してきた知見をもとにお届けしています。
① チラシ単体では成果が出にくくなっている時代
かつては「チラシを配れば電話が鳴る」時代がありました。
しかし今、チラシだけで直接問い合わせを得るのは難しくなっています。
その理由は明確です。
多くの人が、チラシを見たあとにまずスマホで検索し、
「この会社、どんなところ?」と調べてから、問い合わせをするかどうかを決めているからです。
② チラシの役割は“興味を持たせて検索へ導くこと”
現代のチラシの役割は、「その場で即問い合わせ」ではなく、
“気になったから調べるきっかけをつくる”ことです。
たとえば:
- イベントチラシ → WEBページで予約や詳細確認
- 施工事例紹介 → ホームページで他の事例も見たくなる
- 冊子紹介 → ダウンロードページや資料請求へ誘導
つまり、チラシはWEBへの“導線”として設計することで、本来の力を発揮するのです。
③ 成果を出す「チラシ×WEB」連携のポイント3選
● ポイント1:検索されることを前提に社名・URL・QRを明記
今はURLだけではなく、「会社名」でGoogle検索されるケースがほとんどです。
そのため、社名の表記・統一感がとても重要になります。
- 検索しやすい会社名にする(例:○○リフォーム instead of 株式会社○○)
- QRコードだけでなく、「検索で〇〇と入力」と補足を入れる
- URLは短縮せず、見た目で信頼を感じるように記載
● ポイント2:チラシに載せきれない情報はWEBに補完させる
チラシは紙面の制約があるため、「興味を持たせる」「もっと知りたくさせる」構成にし、
詳細はWEBで読めるように設計しましょう。
- スペースの都合で載せられなかった施工事例の詳細
- イベント参加者の声、過去の開催風景
- よくある質問やスタッフの紹介など
● ポイント3:WEBでも“チラシ連動の動線”を用意する
チラシに「WEBで詳細をご確認ください」と書いていても、
実際のWEBにその情報がなければ逆効果です。
- 特設LP(ランディングページ)を準備する
- 「〇月チラシをご覧の方はこちら」バナーを設置
- イベント情報・キャンペーンをチラシと連動した期間限定で打ち出す
「見てくれた人のためのページ」があるかどうかが成果を左右します。
④ よくある失敗:「連携しているつもり」になっている
- チラシは作ったが、WEBに情報がなかった
- QRを載せているが、飛んだ先がトップページだけ
- アクセス解析をしても、どのチラシからの反応かが分からない
こうしたケースでは、せっかくの反応の“芽”を逃しています。
紙とWEBは、意図的に連携させなければ力を発揮しません。
まとめ|紙×WEBの連携が“集客導線”を生む
今の集客は、「紙だけ」「WEBだけ」ではなく、両者をどう繋げるかが成果を左右します。
- チラシで認知・興味を得て
- WEBで詳細・信頼を獲得し
- 問い合わせ・予約へと自然に導く
私たち「リフォーム戦略設計室」では、チラシ制作からWEB導線設計、イベント連携まで、
“集客につながる仕組みづくり”を一体で支援しています。
「チラシの反響が減っている」
「WEBとの連携がうまくいかない」
と感じている方は、ぜひ無料相談をご活用ください。