Youtubeを見ていたら、「人生が変わる瞬間」という動画がおススメで表示されるようになり、時々視聴することがあります。
こちらは著名人がテレビで語ったことを編集して、音声と字幕で紹介をしている動画です。その中で、島田紳助が語っている内容が面白かったのでご紹介したいと思います。
【知ったら最後、2度と手放せない神話術】話術のプロ島田紳助が教える話し上手になる方法
この動画は、「松本紳助」という松本人志と島田紳助のトーク番組の内容などが紹介されています。改めて島田紳助が話す様子を聞きましたが、人を引き付ける強い力を持った人です。流石です。
さて、動画の中では紳助が当時サンデープロジェクトの司会やプロ野球珍プレー・好プレーの司会をしていた点が話題となっています。政治・経済のことも分からないのに、番組に出演した人から、「紳助さんは良く知っていますね」「いつ勉強しているんですか?」と言われるとのことですが、紳助自身は「自分は何も知りません。ただ、知っていることだけを喋っているだけ」と答えるそうです。
ただ、これにはコツがあって、政治経済や野球は知らなくても、その中でたった一つのことだけを詳しく知るように勉強していたのこと。
人と話をする際には、知っていることを詳しく話しただけで、「この人は良く知っているなあ」という印象を相手に与えることができたそうです。
この話には続きがあって、「一つのことを詳しく知るだけで良い」と言っているのではなく、こうやってどんどん、「自分の知識を増やしていけば良い」と言っているのです。
この内容を聞いて、「リフォームの営業でも使えるのではないか?」と感じました。
リフォームの仕事は非常に領域が広いので、覚えることがたくさんあります。その中で、営業マンは受注を取っていくことが求められます。
しかし、一度にたくさんの事を覚えるのは大変です。特に新人には難しいので、まずは一つずつ覚えていくことを徹底させていくのです。
例えば、キッチンを提案する際も、会社で取り扱うメーカーは複数あっても、一つのメーカーに絞り、さらに商品グレードも絞ってしまうのです。
そして、その商品を徹底的に研究させるのです。天板の素材、シンクの使い勝手、収納の使い勝手はもちろん、今の商品が出来た経緯(歴史)や価格の妥当性などを調べる。お客様との商談では自分が調べた内容を徹底的に伝える。たとえ、お客様が他メーカーの商品が良いと言われても、ぶれずに自分が薦める商品が良いと言い切る。
キッチンで一つ覚えたら、今度は浴室を覚えていくといった流れです。
ちょっと極論のような印象もありますが、徹底的に調べた人に自信を持って話をされると、ある一定数のお客様は「あなたがそこまで言うのなら・・・」となるのではないでしょうか?
経験の浅いからこそ、一つずつ自信が持てる分野を増やしていく育成方法。島田紳助の話から、ちょっと話が飛躍した感はありますが、こんな考え方もあっても良いのではと思い、ご案内させて頂きました。
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