昨日でコロナ集中対策が終了となりましたので、本日からは外出の半減や営業時間の短縮などの要請がなくなります。5月17日緊急事態宣言が出たので、2か月の自粛期間でした。
これでイベントなども実施しやすくなりますが、また陽性者(マスコミは感染者と言いますが、厳密には違います)が増えれば緊急事態宣言を言い出しかねません。そこで、緊急事態宣言が出そうな兆候について、今回はお伝えします。
それはPCR検査数を増やした時となります。
4月下旬頃から1日の新規陽性者が50人を超えるようになり、5月に入ると100人を超え、GW明けからは200人を超える日が続き、この結果、緊急事態宣言が出されるようになりました。
実は広島県では4月12日より春のPCR検査集中実施を5月16日まで行いました。検査費用は無料で、かつ薬局でも検査キットを配布し、大量検査を行いました。
これにより3月の検査数は22,618件だったのが、4月は69,202件、そして5月には150,858件とすごい検査数となりました。検査をすれば、一定の陽性率も決まっているので、検査数が増えれば、必然的に陽性者も増えることになります。
PCR検査の大量実施は、自分が陽性者ではないことを証明し、安心して過ごしてもらうことを建前としていましたが、実際は無症状の陽性者をいたずらに増やし、社会を混乱させただけとも言えます。
広島県が今後もPCRの検査数を増やした際は、注意が必要です。検査数が増えているかを調べるのには、東洋経済オンラインのサイトが参考になります。下記よりご覧ください。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
イベントを企画する際の判断材料になると思います。
ところで、先週のメルマガで「太陽光パネルの価格上昇はウイグル自治区の人権問題が原因?」について触れましたが、7月3日に広島でウイグル問題の講演会があり参加してきました。三浦小太郎氏の講演で、広島の県議会議員、市議会議員、呉市・廿日市市・岩国市の市議会議員なども多数参加されておりました。
話の骨子は次のようなものでした。
中国のウイグル支配はいずれ日本にも及ぶ可能性がある。そうならないためにも、ウイグル問題に日本は抗議するべきだ、というものです。しかし、現在の日本政府は中国に対しては及び腰なので、地方議会からウイグル問題の声を上げていくことに意義があるということでした。
実際、兵庫県議会では日本政府に対して、ウイグルの実態調査を行うべきという意見書が採択されているそうです。このような声が地方議会から増えてくると日本政府も動かざるを得ないので、多くの人が声を上げていこうと講師が呼びかけていました。
北海道をはじめ、大阪や九州など多くの土地が中国資本によって買われている現状があり、コロナを機にさらなる買収が進んでいることを考えると、中国による日本支配は現実に起こりうるものだと思います。
講演会には中学生も参加しており、質疑応答の時間で、学校の図書館に書籍「命がけの証言」を置いてほしいと教師に相談をしたが、却下されたことを話していました。ウイグル人に対するジェノサイドの内容を学校のみんなにも知って欲しいという思いからの提案だったそうで、とても残念だったと中学生は語ります。
その中学生に対して、広島の議員さんから、公立学校の図書館に漫画「私の身に起きたこと~とあるウイグル人女性の証言~」※を寄贈することになったという報告がなされました。
※「命がけの証言」を漫画したもの。
中学生は喜んだのはもちろんですが、これは私にとって、政治家が具体的な活動をしているのを目の当たりにした初めての体験でもあったので、少し興奮しました。「ちゃんとやることはやっているんだなあ」と感心しました。
政治となると、自民党、公明党、立憲民主党といった政党ばかりに注目が行きますが、地元の政治家がどんな活動をしているかに注目することの大切さにも気づきました。政治に対する見方が少し変わったような体験でした。
なお、漫画「私の身に起きたこと~とあるウイグル人女性の証言~」については、下記サイトよりご覧いただけます。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67838