国土交通省は今年の3月に良質な住宅・建築物の取得・改修に関する支援制度等説明資料を発表しており、その冒頭で住宅ストックに対する考え方を表明しています。
それによると、国内全体で住宅ストック総数は6240万戸あり、そのうち人が住むストックは5360万戸あるとのことです。
さらに下記の分類を行っています。
- バリアフリー・省エネいずれも満たす住宅:230万戸
- バリアフリー・省エネどちらかを満たす住宅:1700万戸
- バリアフリー・省エネいずれも満たさない住宅:2100万戸
- 昭和55年以前の建物:1300万戸
- 空き家など:880万戸
3番についてはリフォームで性能向上をしていく方向ですが、ポイントは4番です。
こちらのカテゴリーの内、耐震性が不足している建物が700万戸あり、これらは建て替えを推奨していく方向です。
これまでは、昭和55年以前の建物は耐震改修を施していく方向でしたが、思ったほど普及しなかったのか、建て替えの方向に切り替わっています。
今後は建て替えを推奨する補助金なども出てくる可能性があるかも知れません。
4号特例縮小の件もそうですが、いつの間にか法律が制定されていたり、政策の方向性が変わっていたりするので、情報のキャッチアップの必要性を感じます。
今回の資料はこちらからダウンロードできるので、ご興味のある方はご覧ください。
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