国内で天然ガスが出る地域はガス代が安い!

2023.07.06

千葉県茂原市では、天然ガスが地下水に溶け込んだ「南関東ガス田」があり、天然ガスを採取して、家庭に供給されています。

ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、原油や天然ガスの価格が高騰していますが、茂原市ではガス料金の変動はありません。

南関東ガス田は、採取可能量が約3,685億㎥ともいわれ、日本全体の天然ガス消費量(年間約1100臆㎥)の3年半ほどになります。

現在は地盤沈下にならないよう、年間約4億㎥/ほどを採取し、地域消費しています。

東京ガス管内では、2021年12月の平均的な家庭の月額料金が5410円ほどで茂原市とほぼ同じでした。しかし、2023年1月には7630円と大幅に上がっています。一方、茂原市の料金は変わらないまま。

こう見ると、地域でエネルギーを確保できる重要性を認識します。外国に依存するのではなく、国内で地産地消出来れば、どれほど素晴らしい事だろうと感じます。

「エネルギーの地産地消」が注目されていますが、日本の場合は再生可能エネルギーでエネルギーを作るといった流れが主流になっています。エネルギー資源が乏しい日本では、仕方のないことなのでしょうが、他の方法がないものかとも思ってしまいます。

参考

読売新聞2023年1月19日 ガス料金が東京の6割、千葉県の天然ガス「産地」…採取可能量は日本全体の3年分


 

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