千葉県茂原市では、天然ガスが地下水に溶け込んだ「南関東ガス田」があり、天然ガスを採取して、家庭に供給されています。
ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、原油や天然ガスの価格が高騰していますが、茂原市ではガス料金の変動はありません。
南関東ガス田は、採取可能量が約3,685億㎥ともいわれ、日本全体の天然ガス消費量(年間約1100臆㎥)の3年半ほどになります。
現在は地盤沈下にならないよう、年間約4億㎥/ほどを採取し、地域消費しています。
東京ガス管内では、2021年12月の平均的な家庭の月額料金が5410円ほどで茂原市とほぼ同じでした。しかし、2023年1月には7630円と大幅に上がっています。一方、茂原市の料金は変わらないまま。
こう見ると、地域でエネルギーを確保できる重要性を認識します。外国に依存するのではなく、国内で地産地消出来れば、どれほど素晴らしい事だろうと感じます。
「エネルギーの地産地消」が注目されていますが、日本の場合は再生可能エネルギーでエネルギーを作るといった流れが主流になっています。エネルギー資源が乏しい日本では、仕方のないことなのでしょうが、他の方法がないものかとも思ってしまいます。
参考
読売新聞2023年1月19日 ガス料金が東京の6割、千葉県の天然ガス「産地」…採取可能量は日本全体の3年分
エフツーが運営するメディアのご紹介
Youtube「広島リフォームチャンネル」
リフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM2023」
WEBサイト「HIROSHIMA REFORM」
リフォーム相談窓口「広島リフォーム相談カウンター」
インスタグラム「HIROSHIMA REFORM」