広島県工務店協会の総会に参加しました

2023.07.10

先日は賛助会員として、広島県工務店協会の総会に参加しました。

総会では1年間の事業報告と計画案が発表されるのですが、結構な頻度で勉強会を開催されていることが分かりました。

活動は「工務店のスキルを高める」ことに重点が置かれており、皆様忙しい中、このような活動を行われていることに驚きました。

また、当日は東京からJBN・全国工務店協会の理事を招いて、4号特例縮小見直しについての講演会も開催されました。

省エネ住宅適合義務化、長期優良住宅との関連も含めて話をされ、4号特例縮小については今後の予測も紹介をされたので、非常に有意義な内容でした。

この他、懇親会も行われ、正会員・賛助会員の多くの方と情報交換が出来ましたが、特に印象に残ったのが乾杯の挨拶でした。

乾杯は、広島県工務店協会が発足当初から参加されていた方が行いました。この方は古希を迎え、後を継ぐ方もいないため、この日を持って退会されるとのことでした。

あいさつの中で、「皆様は衣食住の『住』という大切な役割を担っています。住まいとは、暮らしを司る場所であり、睡眠を行う場であり、明日への英気を養う場でもあります。その大切な住まいに関わる者として、しっかり頑張って下さい」といった言葉がありました。

ウッドショック、原価高騰、所得の低下といった環境の中で、どうやって家を売る、リフォーム受注を上げるのか?といった経営不安にばかり目が行きがちでしたが、「住まいを供給する者としての使命」という観点には意識が向いていなかったので、良いお話を聞けたと思いました。

と同時に改めて、「仕事とは何ぞや?」という点も考えるきっかけにもなりました。

広島県工務店協会の総会は、とても有意義な1日でした。同会が末永く発展することを祈願します。


 

 

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