今回もリフォーム産業フェア「失敗を恐れる20代が8割!若手の主体性を高めるための環境づくりとは?」のセミナーの続きです。
若手スタッフを育成するにあたり、褒めることは良いのですが、叱ることは難しいと思います。
また、「叱る」と「怒る」を混同してしまっていることもあり、叱っているつもりが、単に怒っていただけということもあります。
そこで改めて、「叱る」と「怒る」を整理したいと思います。
- 「叱る」・・・相手のためを思いアドバイスをしたり注意をしたりすること
- 「怒る」・・・感情的に自分のイライラや怒りをぶつけること
相手中心か、自分中心かの違いと言え、「叱る」は相手中心と言えます。このように記すと違いの理解は出来ると思います。
しかし、若手がミスを繰り返すと、感情的になってはいけないと思いつつも、ついつい感情的になってしまい、「おい、いい加減にせえよ」と思い、怒ってしまうことがあるのではないでしょうか?
このようになるのは、若手がミスをするのは仕方がないと思っているので、ミスをしたとしても「我慢」しているからだと思います。
ミスをした際には、「叱る」ことが大切です。相手のためを思いアドバイスや注意をしていくのです。
そうはいっても、どう叱っていくのかという点が難しいと思います。ここでは、6つのポイントのみをご紹介させて頂きます。
- なぜ「叱る」のか?という前提を伝える。
- 具体的に伝えること。何が悪いのかを明確に伝える。
- 「あなたは・・・」という表現は避け、「私は・・・」という表現を使う。
- 行動に対して変化可能であることを伝える。
- アドバイスが伝わっているかの確認をする。
- 適切なタイミングで「叱る」こと
3の「あなたは・・・」という表現を避けるとありますが、これは相手が悪いという印象を与える表現になるので、「私は・・・」という表現を意識して使った方が良いとのことです。
自分の過去を振り返ってみると、「叱る」と言う点で、行動を指摘することはありましたが、6つのポイントを意識はしていなかったので、今回のセミナーは勉強になりました。
セミナーを担当した株式会社ソリューションは、「今いる社員で会社を変える」がコンセプトの会社です。個人的に考え方に共感ができます。
詳しくはこちらからご覧ください。
エフツーが運営するメディアのご紹介
Youtube「広島リフォームチャンネル」
リフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM2023」
WEBサイト「HIROSHIMA REFORM」
リフォーム相談窓口「広島リフォーム相談カウンター」
インスタグラム「HIROSHIMA REFORM」