いつの間にか、線状降水帯は毎年発生するのが当たり前という報道になっており、6月上旬からは大雨の被害が相次ぎました。
こちらのサイトでは、過去に発生した線状降水帯が紹介されており、昨年も多かったですが、今年はさらに発生回数が多いことが分かります。
線状降水帯という言葉は、2014年8月の広島豪雨災害から使われ出したと記憶しております。この時は100年に一度の豪雨と言っていましたが、広島はその4年後に再び、線状降水帯の被害を受けることになり、その後も全国各地で被害が起きています。
現実的な対策として、気象庁は線状降水帯の「発生の可能性」を半日前に知らせることに加え、実際に観測した発生情報を最大30分前倒しすることを行うという、情報発信の迅速化に務めています。
ただ、これでは今後も線状降水帯は発生することは起きるという前提となっているので、今後も日本国民は被害を受けることを覚悟しなければならないと言えます。
私たちに出来ることは、線状降水帯に狙われないことを祈るのみとなります。
そんな中、内閣府のホームページでは、ムーンショット目標8が記載されています。その内容は、「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」と書いてあります。
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨(線状降水帯によるものを含む)の強度・タイミング・発生範囲などを変化させる制御によって極端風水害による被害を大幅に軽減し、我が国及び国際社会に幅広く便益を得る、ことを目標としています。
つまりは台風や豪雨を人工的に制御することを実現しようと動いているようです。2050年と言わず、早期に実現して頂きたいものです!
この他、内閣府は2050年までに合計9つのムーンショット目標を掲げています。今後の政府が向かおうとしている内容です。良し悪しは別にして知っておくと、政府の動きが分かると思います。
ところで、台風や豪雨を人工で抑えることが出来るのであれば、逆も然りなのでしょうか?そんな興味もあって、調べてみると気象兵器という言葉が出てきました。果たして、そんなものがあるのか分かりませんが、少しずつ本を読んでみようと思います。
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