相見積もりでお客様はどのような行動を取るのか?

2024.06.17

相見積もりに関して、興味深い動画がありましたので、共有させて頂きます。

【本音をぶっちゃけ】相見積りで100万円以上の差が!?どのリフォーム会社がおすすめ?

動画は長いので、簡単に要約します。

 

3社に見積りを取っており、

  • A社300万円
  • B社250万円
  • C社350万円

と最大100万円の差が出ており、どうすべきか悩んでいる相談者に対して、リフォーム会社の人がアドバイスをするという内容です。

 

対応面や見積りの細かさから判断するとC社が良いのは分かっているのだけれど、B社との差が100万円もあり、悩んでいるようです。

多くの方は、C社もしくはA社を選ぶかと思いますが、この相談者はB社も対象に入っているのではないかなと個人的には感じます。

それは予算が足りないのではないかと思うからです。相談者もC社の対応が良いことは分かっているけれど、A社とC社で悩んでいるのではなく、3社で悩んでいるのがその理由です。

最終的に相談者はどういう判断をするかはわかりませんが、契約前に色々とB社に確認をした上で、B社に依頼するような気もします。

B社は色々と相談者の質問には答えるけれど、書面には残さずに対応して、その言葉を信じてB社に依頼するケースは考えられるように思います。

 

相談者は不安があるものの、予算の都合からB社を選ばざるを得なかった。結果的に思っていた工事にならないというのは十分にあり得ますが、仮にそうなった場合は、B社を選んだ相談者の責任と言わざるを得ないのかなと思います。

今回は浄化槽という内容ですが、やりたいリフォームと予算が折り合わない場合、お客様はどういう判断を取るのでしょうか?

「当社なら予算に合わせて、やりたいことを実現できます!」と言ってくれる会社を選ぶ人は多いのかなとは感じます。工事の詳細は正直分からないので、それよりはやりたいことを実現してくれるのならOKと思う人も一定数いるかと思います。

リフォーム会社が論理的に要望と予算は合わないと説明をして、その話は理解できたとしても、お客様は「できない」と言われるのは感情面で受け入れがたい。だから、具体的な説明がなくても「やりたいことを実現しますよ!」という会社を選んでしまう。

この選択がのちのちのトラブルにつながっていくように思います。

 

現在、当社ではリフォームトラブルを少しでも防ぐためにも、会社選びの基準や営業マンに質問するべき項目を提示することを企画しております。雑誌やWEBなどで情報発信をしていく予定です。

会社選びの基準が分からなくて、悩んでいる人に情報が届き、その人の行動に何かしらのプラスの影響を与えることができればと思っています。

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