この記事は「リフォーム戦略設計室」が、これまで工務店・リフォーム会社の集客支援で培ってきた経験をもとにお届けしています。
①「無料相談会」が刺さらない本当の理由
「無料相談会を開催したけれど、まったく反応がなかった」
「SNSやホームページでしっかり告知したのに、来場者はゼロだった」
このようなご相談をいただくことがあります。
リフォームの相談会は、工務店・リフォーム会社にとって見込み客との大事な接点。
それなのに集客がうまくいかないのは、そもそも“伝え方”が間違っているからかもしれません。
② 無料という言葉が「価値」を伝えていない
「無料相談」という言葉は便利ですが、同時にあいまいでもあります。
何を相談できるのか?
どんな専門家が対応してくれるのか?
相談することで何が得られるのか?
このような“来場者のベネフィット”が伝わっていないと、無料であっても「別に行かなくていいか」と判断されてしまいます。
“無料”はあくまで補足的な情報。大事なのは、「来場者が得られる体験」をしっかり言語化することです。
③ 相談会に来る人の“心理状態”を考える
リフォーム相談会に興味を持つ人の多くは、「今すぐ工事したい」というより、
「いつかはやりたい。でもよく分からないから話を聞いてみたい」という“情報収集モード”の方です。
そんな方に対して、「今すぐ契約しましょう」的な営業色を感じさせると、かえって警戒されます。
来場者の不安を減らすには:
- 営業ではなく専門家が対応することを明記
- 無理な営業は行わないことを明示
- 他の来場者の声(体験談)を紹介する
など、「安心して参加できそう」と感じさせる工夫が必要です。
④「誰のための相談会か」を絞る
集客がうまくいかない相談会は、対象がぼやけていることが多いです。
「リフォームを考えているすべての人へ」では伝わりません。
たとえば、次のように具体化するだけで、グッと反応は変わります。
- 築30年以上の戸建てに住む方向け
- マンションリノベーションを検討中の方へ
- 断熱・耐震を重視した家にしたい方向け
“誰のための相談会なのか”を明確にし、その人に刺さるテーマ・表現に落とし込むことが大切です。
まとめ|来たくなる理由を、言葉にできていますか?
相談会の告知をするとき、どうしても「開催日時」や「無料」という情報ばかりを伝えてしまいがちです。
しかし大切なのは、来場者の気持ちを動かす言葉を用意すること。
「行ってみたい」「話を聞いてみたい」と思える“意味”を、チラシやSNSの中で伝えることです。
私たち「リフォーム戦略設計室」では、相談会の企画・集客・コンテンツ設計まで、成果につながる設計支援を行っています。
「せっかく企画しても人が集まらない」「伝え方に自信がない」とお悩みの方は、ぜひ一度、無料の個別相談会をご活用ください。