この記事は「リフォーム戦略設計室」が、リフォーム会社のSNS活用・Web導線改善・集客支援の経験をもとにお届けしています。
① SNSは“きっかけ”であって、ゴールではない
InstagramやLINE公式など、SNSを使って情報発信している会社は増えています。
「いいね」はつくし、フォロワーも少しずつ増えている。
でも、「問い合わせが来ない」という悩みは多くの現場で聞かれます。
その理由は明確です。
SNSは“関係をつくる場”であって、直接的な問い合わせの場ではないということを理解し、
そこから「どうやって次のアクションにつなげるか?」の設計が必要なのです。
② 問い合わせにつながらないSNS投稿の特徴
よくある“もったいないSNS”の特徴は以下の通りです:
- 投稿が単なる写真ギャラリーになっている
- フォロワーとの会話がない(双方向性ゼロ)
- 「誰に向けた情報か」が曖昧である
- プロフィールや投稿文に導線がない
「見て終わり」「流れて終わり」になっているのです。
③ SNSから問い合わせにつなげるための3ステップ
ステップ①:「誰に見せたいか」を明確に
投稿は“フォロワー全員に向けて”ではなく、「今からリフォームを検討している人」に向けた内容にするのがコツです。
- 「築30年の家に住んでいて、冬の寒さが気になる方へ」
- 「中古住宅を購入して、自分好みにリノベしたい方へ」
“誰に向けた投稿か”が明確になると、反応率も変わります。
ステップ②:「共感 → 信頼 → 行動」の導線を設計する
SNSの役割は、いきなり「問い合わせさせること」ではなく、
共感→信頼→次のアクションへと自然に導く“育成ツール”です。
- 共感:施工事例・暮らしの工夫・スタッフの日常
- 信頼:お客様の声・丁寧な説明・安心感の伝達
- 行動:プロフィールにリンク・DM誘導・LINE登録案内
ひとつの投稿で全部やるのではなく、「ストーリー設計」がカギです。
ステップ③:「次の行動」がすぐにできる導線をつくる
いい投稿をしても、「どうすればこの会社に相談できるのか」が分からないと、行動にはつながりません。
- プロフィールにHPや相談フォームのリンクを掲載
- 投稿内に「詳しくはプロフィールのリンクから」と誘導
- ストーリーズやハイライトでLINE登録やイベント情報を固定
- DMで相談を受ける場合は、「お気軽にご相談ください」と明記
“行動ボタン”がすぐそばにある状態を作ることが、問い合わせを生むポイントです。
④ 「問い合わせしやすい雰囲気」をつくる
問い合わせに至らないのは、価格やタイミングだけでなく、
「この会社に連絡してもいいのかな?」という心理的な壁があるからです。
- 「資料請求だけでもOK」
- 「ちょっと聞きたいことがあればDMで」
- 「営業は一切いたしません」
こうした言葉があるだけで、ハードルは大きく下がります。
まとめ|SNSは“信頼と接点”をつくる場
SNS単体で反響を出すのは難しいですが、
正しく設計すれば「問い合わせにつながる接点」には確実になります。
- 誰に向けた投稿かを明確にする
- 共感から信頼につなげる投稿を意識する
- 行動しやすい導線と雰囲気を整える
私たち「リフォーム戦略設計室」では、SNS投稿の改善、導線設計、プロフィール設計まで、
“問い合わせにつながるSNS活用”の仕組みづくりをサポートしています。
「フォロワーはいるのに問い合わせがない」
「何を投稿していいか分からない」
という方は、ぜひ無料相談をご活用ください。