① 値引きしないと契約できない…それはブランドがないから?
「いい提案をしても、他社と比べて価格で負ける」
「最後は金額の安い会社に決められてしまう」
そうした悩みを持つリフォーム会社は少なくありません。
この状況を変えるには、“選ばれる理由”を持つ会社=ブランド化された会社になることが必要です。価格だけで選ばれないためには、「価格以上の価値が伝わっているかどうか」が分かれ目になります。
② ブランドとは「他社と比較されない状態」
ブランドと聞くと、ロゴやデザイン、キャッチコピーを思い浮かべるかもしれません。でも、もっと本質的な定義は、「お客様の頭の中にある”信頼と印象”」です。
- あの会社は話をしっかり聞いてくれる
- あの会社は自然素材にこだわっている
- あの会社はアフターサービスが丁寧らしい
このように、“値段ではなく姿勢や考え方で記憶される会社”になると、価格で比較されにくくなります。
③ 競合に埋もれないブランドをつくる3つのステップ
● ステップ1:自社の強みを言語化する
まず、「うちの強みって何?」を明確にすること。「丁寧な対応」「地元密着」など、どの会社でも言えそうな言葉ではなく、“うちだから言える具体性”が必要です。
- 建築士による間取り提案まで無料対応
- 自然素材しか使わない断熱リフォーム専門
- OB客の紹介率が50%を超えている
● ステップ2:強みを一貫して発信する
どんなに良い強みがあっても、「知られていない」ことには意味がありません。
- ホームページのキャッチコピー
- SNSでの投稿内容
- チラシや名刺の表現
- スタッフの口ぐせ
常に同じ強みを伝えているかどうかが”ブランドの芯”になります。
● ステップ3:お客様の声で裏付ける
会社が言っているだけでは信じてもらえません。「実際にお客様がどう感じたか」が、何よりの証拠です。
- 施工事例の中にお客様の言葉を入れる
- SNSやチラシでのビフォーアフター+感想紹介
- Google口コミの返信もブランディングに活用
“伝える”だけでなく、”証明する”ところまでできて初めて、ブランドになります。
④ ブランドができると、紹介とリピートが自然に増える
ブランドは広告や価格以上に、「記憶」と「共感」で選ばれる土台をつくります。
- 紹介客が「○○らしい丁寧な会社だから」と話してくれる
- 「ずっと気になってた」とWebから問い合わせが来る
- OB客がリピートで相談してくれる
価格で勝てなくても、ブランドで勝てる会社は、着実に受注を伸ばしています。
📋 まとめ
- 価格競争から抜け出すには「選ばれる理由=ブランド」の構築が必要
- ブランドとはロゴではなく「お客様の頭の中にある信頼と印象」
- 強みの言語化→一貫した発信→お客様の声での裏付けの3ステップで構築する
- ブランドができると広告費をかけずに紹介・リピートが自然に増える

この記事を書いた人
平原充明|株式会社エフツー 代表取締役
2010年創業。広島県を拠点にリフォーム会社・工務店専門のマーケティング支援を行う。リフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」の発行、ポータルサイト・YouTube・インスタグラムの運営、自社イベント「ひろしまリフォームフェス」の開催など、自らメディアを運営しながらクライアントの集客・受注支援を行っている。年間300件以上の相談実績。