1936年(昭和11年)5月2日生まれ、御年87歳の今野由梨氏。
女性ベンチャーの先駆けとして、1969年にダイヤル・サービス㈱を創業。日本初の電話秘書サービスを始め、母親たちから電話で相談を受け付ける「赤ちゃん110番」をスタートさせて以降、様々な電話相談事業を立ち上げてきた方です。
「食べない子110番」「プレママ110番」「エンゼル110番」「育児テレビ会議」「子ども110番」「子どもパスポート」「熟年110番」「東京ガス 食の生活110番」「かんぽ健康電話相談」「セクハラ防止ホットライン」等々、挙げれば切りがないほどの事業を行ってきています。
従業員は285名で、役員は代表取締役の今野氏以外に、社外取締役2名と監査役1名とのこと。事業承継が課題になっていそうですが、本人はまだまだ元気なので、100歳になっても社長をやっていそうな感じがします。
1年前の動画が見られますが、とても86歳とは思えないです。
中国新聞7月1日号でインタビュー記事が紹介されているのですが、その中で仕事に関する価値観が明確になっている箇所があったのでご紹介します。
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投資の仕方が変わったと感じます。以前、某企業の人がうちの会社に来て、「一緒に仕事がしたい。株を100%売って欲しい」って。私、「帰って下さい。いつかうちが御社を買収するかもしれませんから」って言ってやったの。起業してお金持ちになってマネーゲームに走る人がいる。違うでしょ。ベンチャーって何のため?お金のため?最初はそれもいいけれど、それで試練は乗り越えられない。誰かのために、新しい時代を切り開くのがベンチャー。人々のために使命を感じて懸命に働く。その気持ちが大切なんです。
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仕事は誰かのために行うものであって、お金はその対価として頂くものと考えると、腑に落ちる気がします。
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