当社はリフォーム雑誌を発行しているので、様々な現場で撮影を行わせて頂いております。私自身はもう数百件の撮影に立ち会っております。長年リフォームの撮影をしてきて感じるのは、
カメラマンにも得意不得意があるということです。
プロのカメラマンに依頼すると良い写真が撮れると思っている方は多いと思います。私も当初はそう思っていたのですが、結婚式が得意な人、飲食店が得意な人、子どもの撮影が得意な人、そして住宅が得意な人といったように、得意不得意がカメラマンにあるということです。
住宅に慣れていないカメラマンは、なんとなく撮影をする傾向にあります。
- 何を見せる写真なのか?
- なぜその位置で撮るのか?
- なぜカメラの高さはその位置か?
- なぜ照明をつけるのか?
こういった点を明確にして撮影ができる人間は少ないです。
住宅が得意でないカメラマンは、
- 何となく素敵だから
- 何となくリビングを広く撮ろうと思って
- 明るい雰囲気を伝える写真を撮ろうと思って
といった点で撮影をしてしまうので、
出来上がった写真を見ると、悪いわけではないけど、それほど良いわけでもないとなってしまうのです。
また、物を動かさずに撮影しようとする傾向があるので、せっかく素敵な写真でもゴミ箱が移っていたり、収納スペースが片付いていない様子が見えていることがあります。
たとえば、下の写真をご覧ください。
素敵なLDKの写真ですが、写真右下部分がちょっと気になってしまいます。
そこで、再度、物を動かして下記のように撮影を行いました。
こちらの方が良い写真と思いますよね。
最近ではアシスタントが同行するようなカメラマンはいないので、一人で撮影するカメラマンが多くなっています。施主様がきれいに片づけているケースでは問題ないのですが、そうでない施主様も結構います。
そのような場合は、物を動かした方が良いとカメラマンも思っているのでしょうが、そうしていると撮影時間もかかってしまうので、物を動かさずに撮影する傾向にあります。
時間がかかるというよりは、面倒くさいというのが本音だとは思いますが・・・
当社は丁寧な撮影を心がけています
当社が行う撮影は、物を動かす作業を面倒くさがらずにやっています。また、私がカメラマンに対して、このような位置で、カメラ位置はこの高さで、こういう目的で写真を撮って欲しいと指示を出します。
実際はとても物が多くて、片付いていない家でも、そんな印象を微塵にも感じさせない写真でかつ、意図が明確な写真ばかりなので、良い写真が撮れています。
そのため、弊社の撮影は「撮影マジック」と言っております。撮影することで、リフォーム物件のイメージをより高めることができるからです。
さらに付け加えるとすると、撮影をする際に以下のことを意識しています。
当社が撮影で意識していること
- クライアント様のHPで掲載することを想定してイメージの良い撮影であること。
- クライアント様の営業が、お客様と商談をする際にタブレットを使って、説明ができること。
クライアント様にとって役立つことは何かを考えて仕事をしておりますので、細かく撮影をすることを意識しております。
当社はリフォーム雑誌ではなく、撮影だけのお仕事も行っております。この点があまり伝わっていなかったようなので、改めてご案内をさせて頂きます。
『撮影マジック』は物件だけの撮影を5万円(税別)で行わせて頂きます。雑誌の撮影と同じクオリティーで行いますので、ぜひご活用ください。
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